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こんにちはこんにちは!広報マイコです。

先日、プロフリークライマーの野口選手のスポンサー契約
を発表したゼロスタートですが、

今回はその 野口啓代選手に、
スペシャルインタビューをさせていただきました!

過去数々の大会にて優勝してきた、野口選手。
日々のトレーニングもさることながら、テレビ・メディアへの出演等お忙しい最中
普段ではあまり聞けないクライミング事情や
アスリートの素顔など、たっぷりとお話しいただきました。

インタビュアーは
8iie2vxet6yptqwmsyhnゼロスタート代表、山崎@zaki

山岳ポータル|YAMAAN!(ヤマーン!) 代表、
岡本さん(以下:オカモト)でお送りする、
ボリュームたっぷりなインタビュー内容となっております。

それでは、どうぞ!

クライミング界の現状

東京都多摩市 大沢ボルダー

山崎:今回、スポンサーの件があったので、クライミング界のお金回りというか経済環境というか、プロってイコール、生活がかかってるということなんですが、そのあたりの率直な現状とか、今後の課題、そこらへんをお聞きしたいと。

野口:正直、そんなにまだまだメジャーなスポーツではないので、あまりお金が回ってこない時もあると思うんですよね。やっぱり競技が大きくなったり成功していくためには、お金回りはすごく重要だと思うんですよね。

山崎:どうですか、自分から見たクライミング界のお金回りのところ。あと、こうなったらいいなとか、こうしていきたいとか、そういうところなんですけど。

野口:すごく難しい問題だと思うんですけど、現状としては、年々良くはなっていると思 います。
昔に比べて、今はメディアに取り上げられたり、あとはクライミングをやっている人とか、クライミングのジム自体の数も絶対的に増えているので、5年前とか3年前くらいに比べても、年々広がってきているというか、アウトドア業界全体が盛り上がってきていると感じますね。



プロ活動の難しさ



山崎:野口さんはプロクライマーとしてやっているじゃないですか。今は純粋なプロフリークライマーとしてできている?

野口:どこまでがプロ活動で、どこまでが仕事かという境目がよく分からないんですけど。わたしの場合ですと、まず日本山岳協会にサポートしていただいているんですよ。その協会からのサポートをワールドカップの渡航費、飛行機代に充てています。

山崎:例えばサッカーや野球みたいに、純粋に競技だけで成り立つクライマーというのは、日本の場合はなかなか厳しい?

野口:少ないですね。

山崎:海外はどうなんですか。日本との違いというのはあるんですか。

野口:やっぱり、山がある国が強いですね。フランス、オーストリア、スイス、スペイン、のような国は強いです。
あとはもう歴史ですね。昔からずっと、ワールドカップ選手を小学生くらいから育成していくというシステム が、協会として成り立っているので、ユースでトップの子がチームに入ったら、卒業するまで順当にやっていけるというのが、もう出来上がっているんですよ。その間彼らは、ずっと学生でいたり、卒業してプロとしてやっていたり、そういうシステムが成り立っていますね。

山崎:メジャースポーツ?

野口:そうですね。ただ、ワールドカップを卒業してからはどうなのかは分からないです。だいたいそういう方も、コーチになったり、ジムに所属したりという形でお仕事を始めるので、一生プロの選手はたぶんいないと思います。プロでいる間は、その中でもランクがあるみたいなんですけど、トップのランクになると、渡航費、宿泊費、食費とかをスポンサーが賄ってくれて、コンペでお金を稼ぐということになっています。

山崎:ここ数年でクライミング業界が、一気にかなり変わってきているという感じがするのですが、どうでしょう。

野口:そうですね。2005年の時点では、日本には代表監督がいなかったんですよ。本当に、2006年、2007年は、わたし一人でワールドカップに行ったことがあって、今、監督をやってらっしゃる千葉和浩さんという方が、自費で応援とか監督に来てくださっていて、そこで成績を残したということで2008年くらいから正式に監督が付いてという感じなので、 日本はかなりスタートが遅いんです。

山崎:昔に比べれば全然まし、でも、海外に比べればまだまだなところもあるという。

野口:そうですね。あとは、ほかのスポーツに比べてしまうと、というところなんですけど。
でも、私にとってゼロスタートのサポートはアウトドア業界以外からの初めてのサポートだったので、やっぱりすごくうれしいですし、 一般企業の方がサポートしてくださると、クライミングも発展してきたな という気がします。

山崎:わたしの場合、(ボルダリングを)今年から始めたので、昔の状況はちょっと知らなくて。でも、わたしが始めていること自体、クライマーの裾野が広がっているきている。その中から、そういう例が出てくるというのはあるかもしれませんね。

プロフリークライマーとして必要なサポートとは?


WCアメリカ大会2012
山崎:プロフリークライマーとしてもっとサポートされる、クライミングに専念できる人が増えたり、そういうものが充実していくといい中で、今一番欠けているもの、それは仕組みなのか組織なのか、何なのか分からないんですけど、あるといいと思われるものは?海外、例えばフランスやオーストリアの場合はこれがある、でも日本にはこれがないから、というような。

野口:やっぱり、アウトドア業界以外のサポートだと思いますね。アウトドア業界といっ ても、やっぱり業界が小さいですし、そんなに野球とかゴルフみたいに、ポーンとサポー トしてもらえるものではないので。ほんとうに1社だけじゃ賄えないので、頑張って5社とか6社を付けて、なんとか形にするんですよ。
わたしの目標としては、自分なりにトップアスリートがちゃんとした形で、クライミングのワールドカップや大会で成績を残せれば、それだけでもうクライミングやっていけるんだよみたいな、第一人者ではないですけど、そういう見本というか人物になったら、あとにつながるというのか、あとが選びやすいので。

山崎:成功モデルですね。

野口:そうなりたいとは思っていますね。
でも実際は難しいところですね。メディア活動しすぎると自分の成績が落ちてしまうし、それを全部断り続けると今度、成績は残しているけどクライミング自体は発展していかないので。

山崎:そうですね。

オカモト:ほんとうに。


質問タイムーFacebookで募った質問を野口さんへに聞いてみるー



オカモト:30分ほど前にfacebookで、「野口さんに何か聞きたいことある?」と聞いたら、3つぐらい質問が来たんです。そこからちょっと質問させてもらいます。
オカモト:「娘をクライマーにしたいんですが、その気にさせる方法を教えてください」という質問があるのですが、いかがですか。

野口:それはすごく難しいんですけど、一番は強制しないことだと思います。 強制せずに見守る、応援するというか。場所とか物、環境の提供をしてあげるのはいいことだと思うんですよ。強制してしまうと、たぶん子どもはやらなくなると思う。わたしはそうだったので。

オカモト:そうですよね、そういう話をどこかで聞いたことがあって。

野口:わたし、親がそうだったので。強制せずに環境づくりをしてあげて、本人がやりたいと言った時にサポートし てあげるのが一番いいと思います。

オカモト:次の質問は「日焼け止め、何を使っているのか気になります」ってきていますね。

野口:わたし、日焼け止め塗っていないんです。
  岩場とかに行くとテーピングのところだけ白くなってしまいます。

オカモト:山へ行ったりすると、唇割れたりしないですか。

野口:ああ、しますね。肌も荒れるし。
野口:焼けることよりも登ることを優先しています。

オカモト:格好いいですね、それ。

オカモト:好きな食べ物ってなんですか?あと、カロリー制限等はしてるんですか?

野口:一番好きな食べ物、わたし、甘い物がすごく好きで。

オカモト:ホームページにも書いてありましたね。

野口:はい、チョコレートとか生クリームとか、すごく好きなんですよ。一時はけっこうストイックに気にしていましたけど、最近は何でも食べるようにしていますね。量だけは気にしています。


今まで印象に残ってる事は?


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オカモト:今までやった山登りの中でどれが強く印象に残っていますか?

野口:やっぱり、コンペで自分がどういう登りができたかとかのほうが覚えていますね。 印象に残っているのは、去年5月にウィーンで行われたボルダーのワールドカップで、 決勝で逆転して優勝できたんですけど、その大会はすごく今でも覚えていて。
その大会の場合は、すごくもう、自分のコンディショニングがすべてうまくいったんですよ。ウォーミングアップしている時点で、繊細な動きもダイナミックな動きも、コーディネーション系の動きも、すべてが今パーフェクトな状態に仕上がっていて、それを上回るメンタルもあったので、アップの時点で、今までに感じたことがないくらい、自分の限界以上の力が出せるなという感覚があって。実際、そこまできてしまうと、優勝したいというより、優勝してもできなくてもどっちでも、たぶん今日はすごい、すばらしい一日になるなという感じだったので、課題とか、自分のメンタルとか、登っている時の感じとか、 大会の雰囲気とか、今でもけっこう鮮明に覚えていて。 私はだいたい大会の時に、自分の普段持っているものというか、普段のトレーニング以上のものが出せるタイプなんですね。ですけど、その大会は、今までの中で、ここまでベストを尽くせたことがないというくらい、いいパフォーマンスができたので、やっぱり印象深いですね。

オカモト:なるほど。

休日の過ごし方



オカモト:平日にジムに行くと、あれ、この人、あれじゃないのというようなことを思ったりすることがあるのですが、休日もジムで練習したりするんですか。

野口:だいたい休日は営業ジムには行かないです。平日に営業ジムに行って、土日はレストと、あと、自宅、実家に壁があるので、実家で登っています。

オカモト:レストしている時って何しているんですか。仕事もあると思うんですけど。

野口:ほとんどが取材とかイベントになってしまっているんですけど、やっぱりそればかりだと疲れてしまうし、どうしても頑張れないので、最近はカイロプラクティックに行ってます。あとは、友達とご飯に行ったり。あと、買い物がすごく好きなので、午前中だけとか練習のあととかでも買い物に行ったりします。


メディアによって広まる認知度


オカモト:最近行ったのはどんなと ころですか。あまり覚えていない?

野口:フランフランとかが好きです。渋谷とか新宿あたりをうろうろしています。

オカモト:すごいですね、思った以上に普通ですね。何と言うか、渋谷とか新宿にいるというのがなんか。

野口:そうですね、クライマーとすれ違っても絶対気づかれないような気がします。

山崎:ペキ(渋谷のボルダリングジム)の近くにいたら気づかれる。

野口:よくペキの前通りますよ。

オカモト:あ、そうですか。声かけられたことないですか。

野口:ないですね。

オカモト:「野口さんですか。」とか、声かけられないですか。

野口:この間、声かけられてびっくりしました。空港で客室乗務員の方に「この前情熱大陸出てらっしゃいましたよね。」「あれ以来ファンになって。」と言われて、びっくりしま した。

オカモト:テレビ効果はすごいですね。

クライミング以外で興味があるスポーツ

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オカモト:後、クライミング以外に興味を持ってるスポーツ、ありますか。

野口:見ていておもしろいなという思うスポーツは、体操とかスケートとか。やっぱり個人種目の、テクニック系なのかな。体操はすごくおもしろいで す。スケートもよく見ます。

山崎:特にフィギュア?フィギュアのほうですね。

野口:そうです、フィギュアのほうです。

オカモト:アイスクライミングってどうですか。

野口:行きたいなと思っています。クライミングやっているなら、一回はアイスクライミングと沢登りはしたいなと思ってました。

オカモト:(一緒に)行きますか。もし来ていただいたら、また新たに記事が書けてしまったりするんですけど。

野口:アイスクライミング、リアル初心者なんですけど。

オカモト:いや、大丈夫ですよ。

野口:たぶん、怖くて落ちれないと思います。

海外トラブル話


オカモト:海外にけっこう出られていますよね。トラブルに巻き込まれた経験とか、ありますか。

野口:昨年12月の頭まで、スペインに行っていたんですよ。その時にマフィアに襲われて。
襲われたといっても大したことではないんですけど、レンタカーを借りて、信号で止まっていたら、「タイヤがパンクしているぞ」と言われて確認したら、ほんとうに両方ともパンクしてしまっていて。
ちょっとパニックになっていたら、目の前から来た2人が、レンタカー会社とかJAFを呼んでくれて、全部やってくれたんですよ。 おじさんたちはいなくなってしまった後で、レンタカー会の人に話をしたら、そいつらはバルセロナで有名なマフィアで、パンクさせて、レンタカーどうしようってやっている間に、助けるふりして金目のものを全部持っていってしまうマフィアなんだよと言われて。
確認したら、大きなスーツケースに貴重品から何から、もう全部詰め込んでいて、いかにも貴重品ですみたいなバッグを持っていなかったので、ラッキーだったんですけど、そういうことがあって。 結局、レンタカーをパンクさせられただけで終わっただけでよかったです。レンタカーを交換して岩場行ってとなったので、結局その日一日登れなかったんですけどね。

オカモト:でも、無事でよかったですね、ほんとうに。

野口:無事でよかったです。

SNSの活用



オカモト:ツイッターとかフェースブックをすごく活用しているじゃないですか。いろいろな人とやりとりしている。そういう、ウェブを使って人とコミュニケーションとるというのは得意なほうなんですか。

野口:わたしは全然まめじゃないので、やりたい時はやるんですけど、あまり継続していないですね。やっている時と、さぼってしまう時があります。ただ、立場的にもどんどん発信していきたいなというか、そういうものを活用して、常にやっていないといけないなというのはいつも思っています。

オカモト:ですよね。やっぱりそうなってしまいますよね。

野口:なので、コンペの結果報告とか岩場の報告はするようにはしています。

2013年の抱負は?


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オカモト:最後の質問なんですけど、今年はズバリどういった年にしてみたいと思っていますか。

野口:来年は今まで以上に気合を入れて、結果、成果を残せる1年にしたいですね。大会の成績も岩場の成果も、 メディアの実績もそうなんですけど、形にしたいというか、結果を出したいと思っています。

オカモト:岩場もけっこう行くんですよね。

野口:岩場は、最近ハードなトライをするのもすごく楽しいという感じなので、難しい課題をやりたいですね。

オカモト:岩場はリードもボルダーも両方?
野口:両方やるんですけど、わたしはリードのほうが好きです。人口壁はボルダーのほうが楽しいなって思うんですけど、リードは長くて登りがいがあったほうが好きなので・・・

山崎:すいません、長い時間ありがとうございます。

野口:リードとボルダーはワールドカップの開催場所も時期も2カ月くらい違うので、両方出られそうなんですよね。

オカモト:すごく期待しています。

山崎:あと来年の世界選手権、頑張って。

野口:ありがとうございます。


野口さん、ありがとうございました!


ゼロスタートはこれからも、プロとして挑戦し続ける
野口啓代選手を全力で応援していきます!


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